オーストラリアの家といえば、普通の家でも広い部屋に広い庭付き、ちょっとリッチな家ならプールも付いているイメージじゃないでしょうか?8

確かに日本と違い、広大な土地の割には人口が少ないですから、このイメージは間違ってはいないとは思います。
しかし、古い家はともかく、オーストラリアで建てられている新しい家を見てみると、大きさは違えど日本の住宅街そっくりなんですよ。

私たちは、マイホームを探していますので、いろいろな土地に足を運びます。
その中で、新築の家が集まる新しい街を見て愕然とするのです。

なぜなら、新築の家はどの家も広い庭を持たず、土地ギリギリまで家が占めているため、お隣の家同士もくっつく造りなのです!
これって、狭い日本の家ならともかく、わざわざオーストラリアで建てる様式ではないのでは?っと首をかしげてしまいます。

この原因の一つは、どうやら最近の家族は、広い庭を望まないそうなんです。
なぜなら、広い庭を持つと、芝生や庭の手入れに手間がかかるからです。

また、もし犬を飼いたいとなっても、室内犬を飼えばいいわけで、庭があることを、ほとんど重要視していないんですね。
一方で、家が広ければ、部屋やバスルームが充実しますし、余った部屋には、お客さんも呼べます。

あるいは、家賃や家のローン返済を手伝ってくれる留学生をホームステイさせる手だってあるわけです。
というわけで、この手の住宅を好んで購入するのは、決まって中国人なのだとか。

彼らにとっては、自国の住宅事情に比べれば、オーストラリアの住宅は、格段に素晴らしく、庭がなくても、隣と近くても、全然問題ないのだそう、むしろ、実用的で良いとすら思っています。

なので、新築の家が集まる新しい街は、中国人家族が多いんですよ。

一方、古い家でも、建て替え時には、庭をつぶしてしまう傾向にあります。
昔の家には、ほとんどがもう一軒家が建つくらいの広い中庭があります。

そこで、平屋を倒し、ガレージを地下につくったり、2階建てにしたりと、限られた土地に、2軒あるいは3軒の組み立て式の家を建て、土地所有者が、1軒は自分が住み、他の家を貸してそこから収入を得られるように建て替えるのです。

ですから、最近では、オーストラリアで、庭の付いた平屋一戸建ての家は、減る傾向にあるんですよ。